模試の効率的な受け方・活用法!

勉強法
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受験生なら必ずと言っていいほど模試を受けると思います。

ではその模試はなんのために受けるのでしょうか?模試を受ける意味と活用方法を知ることにより、今後の受験勉強につながると思います。

今回の記事を読み効率的な模試の活用方法を手に入れていってください!

①なんのために模試を受けるのか

模試は入試本番で、勉強してきた力を発揮することができるかを試す場所であり、今現在の自分の実力を測る場所です。模試=成績のチェックであるということで、部活で例えると練習試合のようなものです。

学校の定期テストとは異なり、授業で扱っていない問題も含め、さまざまな難度の問題が組み合わされて出題されます。中には今まで見たこともない問題が出題されることもあるのでその時は臨機応変に対応しなければなりません。このことは志望校本番でも起こりうることなので模試で慣れておく必要があります。他にも入試本番で平常心を維持するために、試験会場の雰囲気に慣れることも、模試の大切な目的のひとつです。

②どの模試を受けるべきか?

①河合全統共通テスト模試

河合全統共通テスト模試は受験者数が最も多く、全国でおよそ40万人ほどが受験します。40万人ほどの受験生が受けるため、他の模試よりも偏差値や全国順位の信憑性が高いと言えます。

模試の難易度としては進研模試よりかは難しく、駿台模試よりは易しいといった模試の中では中間の難易度となっています。なので中堅私大の産近甲龍・日東駒専、難関私大である関関同立・Marchを志望校としている人におすすめの模試だと思います。

②駿台全国模試

駿台全国模試は問題の質が高く、他の模試と比べて最も難易度の高い模試です。問題が難しいため基礎力がないまま受験してしまうと、自分の思うような点数が出ず、今現在の正確な実力が測れないということが起きてしまいます。なのでこの模試は基礎が完璧に固まったという人、旧帝大を志望校としている人におすすめな模試です。

③ベネッセ(進研模試)

進研模試の受験者のほとんどは現役高校生であり、全国の高校でカリキュラムとしても取り入れている場合が多いため受験数がかなり多いことも特徴です。

進研模試は「指定校・専門学校・大学に進学しない人」も受けるため、問題の難易度は他の模試と比べて比較的簡単で、その分偏差値が高く出てしまうため注意する必要があります。

③年に何回受けるべきか

模試を何回受けるべきかはなかなか迷う問題だと思います。僕自身としては答えはないと思っています。

模試は自分の現時点の実力を確認する場所ですので、受験勉強を始めた春から夏までは、自分の勉強方法があっているか、自分の弱点はどこかを見つけるために月に一度ほど受けてもいいと思います。

それに対して秋から冬にかけては模試よりも過去問を優先的に解いた方がいいと思います。過去問を解きつつ、現在自分の実力が客観的に見てどれほど上がったのか、再度自分の弱点を確認したと思ったら模試を受けて確認することをお勧めします。

これらを踏まえて、模試を受ける回数はその人の状況次第である為、周りのみんなが受けるから自分も受けておこうということはせずに、自分と相談して受けるかどうかを決めましょう!

④模試の効率的な受け方

本気で解く

模試の受験当日は、模試だからといって気を抜かずに本番と同じように集中して模試に臨みましょう。

模試は本番の予行練習でもあります。

入試独特の雰囲気になれる

入試本番では定期テストの時とは違い、自分以外に100人ほど人がいるという環境でテストを受けなければいけません。そのため普段とは違う環境な為、思うように力が出せなかったということが起きてしまいます。なので模試を受けることにより入試本番の独特な雰囲気に慣れておくことがおすすめです。学校で受ける模試だとどうしても緊張感が出ないと思うので、できれば外部で実施されている模試を受けに行ってもらいたいです。

時間配分を決めておく

模試を受けることにより時間配分にも慣れておきましょう。志望校の時間配分とは異なりますが、自分で決めた時間で解くという練習は必ず入試本番でも役に立ちます。

一番早いマーク方法を見つける

私立大学の場合は記述よりもマークの割合の方が多と思います。なので自分に合った一番早いマークの方法を身に着けておきましょう。数学などの計算が必要な科目では計算とマークするのを同じペンでする方が効率がいいので、日ごろからシャーペンでマークをすることに慣れておく必要があります。

僕自身の実体験になるのですが、思った以上に試験本番ではマークするのが慎重になってしまい、思っていた時間配分よりも超えてしまうということが起きてしまいました。なので日ごろの模試からマークすることを練習して入試本番に素早くマークできるようにしておいてください!

模試の前日までにやること

受験当日を想定して行動しましょう

まず試験日や開始時間、試験会場などを確認しましょう。特に会場までの行き方は必ず確認しておきましょう。普段から電車に慣れている人は大丈夫ですが電車になれていない人は要注意です。公共交通機関を利用する場合は、電車の発着時刻、降りる駅のほかに、乗り換え駅、路線なども頭に入れておきましょう。乗り換えで逆方向の電車に乗ってしまうということはよくあることです。

その他に何時に寝て何時に起きるのか、何時に出発するか、電車の中ではなにを勉強するのか、模試中の休憩では何を勉強するのかもあらかじめ決めておきましょう。

目標点数や時間配分を考える

模試を受ける上で重要なことは、各科目の具体的な目標を立て、その目標にどれだけたどり着くことができるかです。志望校に合格するためにはどの科目で何割ほどと取れなければならないのか、どのようなスピードで問題を解かなければならないのかを決めておきましょう。

模試当日に何を持っていくのか

模試当日になにか忘れ物をしてしまうと、頭の中にもやもやが残り試験に集中できず力を出し切れないこともあるかもしれません。そのようにならないように、模試の受験に必要な持ち物は必ず前日までに準備しておきましょう。

人によっては緊張によって頭痛が起きてしまう、おなかをすぐに壊してしまうという体質の人もいると思います。僕自身試験の緊張により異常におなかが痛くなってしまうため薬は必須でした。なので自分に合う薬を必ず鞄に入れておきましょう。

忘れてしまうのが心配だという人は今すぐに当日に着る予定のズボンのポケットに薬を入れておきましょう!

⑥模試の復習方法

【問題やり直し編】

①まず最初に時間が足りなくて解けなかった問題を解きなおしましょう

②次に解答・解説を見てどこが間違えたかを確認しましょう

③間違えた問題だけ復習しましょう(解けていても不安な問題もやり直しましょう)

④解説を見てもわからない問題は友達や先生に聞きましょう

【数値を見て分析編】

問題のやり直しが終わったら次に偏差値や全国順位・分野別正答率などを見て自分の立ち位置、どこが苦手でどこが得意なのかを確認しましょう。成績表の判定に一喜一憂するだけでは模試を受けた意味がなくなります。

自分の得点と全国平均との差異を確認し、苦手分野を発見し克服することで自分の弱点を潰しましょう!また仮にE判定だった場合はあと何点で、またはどの問題が取れていたらⅮ判定になっていたのかを確認しましょう。

まとめ

今回は模試の受け方について書いてみました。

現在高校2年生の方はこれから模試を受ける回数が増えてくると思いますので、今回の記事を参考に準備を始めていってください!

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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