皆さんこんにちは!今回の記事では日本史の通史の時に使うおすすめな参考書を紹介していきたいと思います。日本史はまずは時代の流れを理解し、その後に細かい出来事や人物名などを頭に入れていきます。そのため、通史が頭に入っていないと細かい知識も覚えにくく問題演習などのアウトプットもうまく行うことができません。なので通史の勉強をできるだけ早く始めることがとても重要になっていきます。
詳説日本史B山川日本史教科書
「 詳説日本史B メリット」
①大学受験の日本史に必要な知識が網羅されている⇒この参考書は大学受験に必要な日本史の知識が文化史などを含めて網羅されていて多くの大学がこの教科書をもとに問題を作成しているため、この参考書で勉強することが一番効率がいいと思います。しかし早慶などで出題される一部の難解な問題は乗っていません。ですがその知識を知らなくても教科書の内容を網羅しておけば十分合格点を取ることは可能だと思います。
②他の通史の参考書に比べて一冊にコンパクトに収められている⇒この参考書は全454ページにすべての時代の内容が収められています。ほかの日本史のインプット用参考書は全4冊ほどで持ち歩くことができません。その点でこの詳説日本史Bは一冊だけなので、持ち歩きが便利なことに比べて新しい知識などをこの一冊などに書き込むことができるため、情報の一元化がしやすくなっています。
「 詳説日本史B デメリット」
①一冊に収まっているため解説があっさりしている部分もある
②文章が硬い表現になっていてわかりずらい部分もある
詳説日本史Bの使い方
①一日に大体20~50ページ読み進めていき、土日など時間が取れる日には平日読み進んだ範囲をもう一度復習する。
②日本史一問一答などの星2~3の単語には自分で暗記ペンを使い線を引き赤シートで隠し覚える。
③最初の2~3周は欄外の情報などはとりあいず無視して教科書のメインの部分を覚える。
④1周で覚えようとせずに、何周もして覚えていきましょう!
この参考書を使うのにおすすめな人
金谷の日本史なぜと流れがわかる本
「 金谷の日本史なぜと流れがわかる本のメリット」
①一冊当たり約200ページで読みやすい⇒この参考書は全4巻でそれぞれ約200ページほどで、全部読めば日本史の教科書2周分になりますが、語り口調で書かれているため教科書に比べて読みやすいと思います。
②日本史が苦手な人でもわかりやすい構成⇒この参考書は文字がひたすら書かれているわけではなく、四コマ漫画や地図などを用いることによって飽きにくく作られています。
③CDがついている⇒本書の内容をコンパクトにまとめたCDも収録されているため、何度か読み終えた後でもCDを聞いて効率よく復習することができます。
④因果関係の解説が丁寧⇒この参考書は細かい知識は後回しにして、日本史の因果関係を重点的に解説しています。そうすることによって、日本史の大きな流れを納得して覚えることができ、後に覚える周辺の知識も自然と頭の中に入ってきます。
「 金谷の日本史なぜと流れがわかる本のデメリット」
①基礎を中心的に解説しているため情報量が少ない⇒この参考書は基本的な知識を解説しているため、難関私立や国公立の問題にはこれだけでは対応できないので他の参考書を使い補わなければなりません。
金谷の日本史なぜと流れがわかる本の使い方
①一日に約3章ほど読み進める
②土日には平日にすすんだ部分ももう一度復習
③分量が多いので基本は教科書を使いわかりにくい部分だけこの参考書を使う方法もありかと思います
この参考書を使うのにおすすめな人
・日本史があまり好きでない人
・硬い文章が嫌いな人
・比較的日本史に時間が割ける人
時代と流れで覚える!日本史B用語
「 時代と流れで覚える!日本史B用語のメリット」
①インプットとアウトプットを同時に行える⇒左ページには、表・関連する地図・写真などの図解で構成されており、右ページには歴史の流れを一連のまとまった文章で説明をしてくれます。
②他の一問一答系参考書の約2分の1の薄さ
③コンパクトなのに情報量が3000語と多い
④赤シートを使いながらチェックテストを行える
「 時代と流れで覚える!日本史B用語のデメリット」
①簡潔にまとめられている分、逆に論述に使えるような記述が少なくこと細やかに出来事を理解できないということもあります。
②用語だけの暗記に偏ってしまうことも
時代と流れで覚える!日本史B用語の使い方
①見開き1ページ分の用語を暗記する
②右側の問題を解く
③各用語を自分の言葉で簡単に説明できるレベルまで仕上げる
この参考書を使うのにおすすめな人
・まず日本史の流れと単語を頭に入れたい人
・日本史に時間をかけることが難しい人
・理系の日本史選択者
最後まで読んでいただきありがとうございます!日本史の通史の時に使うおすすめな参考書を3選紹介してみました!ぜひ参考にしてみてください!
コメント